映画批評k.onoderaの日記TOPページへ

「映画批評 k.onoderaの日記」新旧映画の情報・批評

映画批評 k.onoderaのtwitter IDは、「kmovie」です。
    「映画批評k.onoderaの日記」サイト内検索

    更新をRSSでチェックしようね。
    http://k.onodera.blog.ag/rss.php?u=k.onodera
    上のアドレスをRSSリーダーに登録してね。
    映画批評k.onoderaの日記紹介作品の索引ページへ
    「映画批評k.onodera」おすすめ映画DVD
    kei-onodera miniブログ
    1 借りぐらしのアリエッティ 6 プレデターズ
    2
    トイ・ストーリー3 7 告白
    3 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 8 必死剣鳥刺し
    4 劇場版ポケットモンスター 幻影の覇者ゾロアーク 9 シュアリー・サムデイ
    5 エアベンダー 10 それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌
    借りぐらしのアリエッティ
    スタジオジブリの最新作、『借りぐらしのアリエッティ』が、夏休みに合わせて、予定通りの初登場首位を獲得。先週、先駆けて公開された『トイ・ストーリー3』を、かろうじて上回った。同じく初登場の、シャマラン監督作『エアベンダー』は5位、小栗旬初監督作『シュアリー・サムデイ』は9位という結果に。
    1 Inception 6 Grown Ups
    2
    Despicable Me 7 The Last Airbender
    3 The Sorcerer's Apprentice 8 Predators
    4 The Twilight Saga: Eclipse 9 Knight and Day
    5 Toy Story 3 10 The Karate Kid(2010)
    Inception インセプション
    デザインされた夢の中でのミッションを描く、クリストファー・ノーランのオリジナル作品、"Inception"が、首位好スタート。抜け出せない夢の多層世界の恐怖や、非常に複雑なプロットを、エンターテイメントとして成立させた良作だ。ニコラス・ケイジ主演の"The Sorcerer's Apprentice(『魔法使いの弟子』)"は、初登場3位に留まる。
    1. アリス・イン・ワンダーランド
    2. 母なる証明
    3. ハート・ロッカー
    4. マイケル・ジャクソン THIS IS IT
    5. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
    6. アバター
    7. シャッター アイランド
    8. アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン
    9. 崖の上のポニョ
    10. カールじいさんの空飛ぶ家
    充実の映画タイトル、ツタヤディスカス
    インセプション
    ⇒k.onodera
    インセプション
    ⇒hychk126
    必死剣鳥刺し
    ⇒k.onodera
    必死剣鳥刺し
    ⇒胡乱亭
    ハート・ロッカー
    ⇒k.onodera
    アリス・イン・ワンダーランド
    ⇒k.onodera
    インセプション
    ⇒日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜
    アリス・イン・ワンダーランド
    ⇒デコ親父はいつも減量中
    インセプション
    ⇒L'ATALANTE
    スラムドッグ$ミリオネア
    ⇒ドゥル的映画鑑賞ダイアリー
    アリス・イン・ワンダーランド
    ⇒映画を感じて考える〜大作、カルトムービー問わず映画批評
    バーン・アフター・リーディング
    ⇒★★むらの映画鑑賞メモ★★
    このサイトが、優秀な映画のみに贈る映画賞です。
    ※カンヌの同名の賞との関連は全くありません。

    このブログへのご質問・ご要望などをMAILでお寄せください。

    ⇒info@k-onodera.net


    k.onoderaの映画批評・情報メルマガ 黒獅子の眼
    最新映画予告編情報  動画でいち早くチェック!
    kei-onodera WEBLOG  k.onoderaの日常
    ランキング   このサイトの順位は?
    WALLS
      モテ系アメカジファッション
    kei-onodera Designer's Web
      k.onoderaポータル
    L'ATALANTE  『アタラント号』。映画他
    ジブリグッズ・オンライン  プレゼントに。
    Steve Wightman  カナダ人大工さん。

    「YAWARA!」や「モンスター」などで知られている漫画家、浦沢直樹の同名作品が原作。
    少年時代に遊びで作成した、子供っぽい世界征服計画が、あるカルト教団によって忠実に実行されていくという、いかにも漫画らしい荒唐無稽なストーリーなのだが、重層的なエピソードとサスペンス的な演出が秀逸で、作品世界にリアリティを持たせている。
    これを、三部作という大長編で映画化したのが今作、『20世紀少年』だ。



    とりあえず第1章であり、例えば『イワン雷帝』や『スターウォーズ』や『マトリックス』などのような、最初のエピソードのみで独立して観れるような性格の作品…というわけではないので、全作を観たうえでしか評価をすることはできないのだが、これだけを観ると相当に面白いことは確かだ。

    監督は堤幸彦なのだが、「ライト」な印象、軽いギャグ、ミステリアスさ、そして明るさと暗さの相反する二面性を持っている彼は、同じような性格を持つ浦沢直樹の作品にベストマッチングしたと思う。
    とはいえ、私はここ数年まで堤監督の作品にはあまり良い印象を持っていなかった。
    とりわけ彼の映画作品、『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』や『溺れる魚』などが公開された時期の演出は、拙い部分が目立ち、その表面的な軽薄さに辟易することが少なくなかった。
    それでも、とくに彼の演出したTVドラマ、「池袋ウエストゲートパーク」は原作、脚本、出演者に恵まれたこともあり、これがスマッシュヒットしたことが彼の強みにもなって、映画をコンスタントに発表することができたのだろう。
    これはよくメディアミックスといわれていたように、実際はTV、広告業界側が映画界に強力な影響を与えている状況が、さらに強まったことに起因している。
    堤幸彦監督は、そういった世相を代表する寵児であったといえよう。
    今までの、若者向けの演出から高年齢層向けにシフトした『明日の記憶』を監督したときは、その意外な出来の良さから、私の場合逆に、さらに彼への不信感を増す原因にもなった。
    しかし、『自虐の詩』の出来にはさすがに、唸らざるを得なかった。近年になってこの監督はどんどんうまくなっている。
    製作本数が激減した日本ではとくに、こんなに多くの作品を撮ることのできる監督はなかなかいないのだ。
    コンスタントに映画を撮り続けることの必要性は、成瀬巳喜男監督や石井輝男監督などの例を挙げるまでも無く、強く強く感じる。
    そして、今回の『20世紀少年』では、このうまさがさらに闊達になっているのである。
    とはいえ、この「うまさ」とは、所謂映画ファンが支持するような感性とはセパレートされた地点での話なので、おそらく一定以上の教養がある旧弊な観客には、受け入れ難いところもあると思う。
    堤監督はそれほど、独自の成長を遂げているのだろう。
    『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』や『サイレン FORBIDDEN SIREN』のエンドクレジットに見られるような、鮮やかさと脇の甘さが同時にあるような演出が、彼の本質を象徴しているのではないか。
    そして、それを指摘されたとしても、とくに動じないであろう鈍感さが、良くも悪くも彼の特徴なのである。



    原作が、比較的映画的な演出を利用した漫画作品であることも、この映画に良い影響を与えている。
    何故なら、漫画自体がそのまま絵コンテとして使用でき、さらにそれをブラッシュアップすることで、通常の作品では到達しがたいほど、確固たるイメージで画面づくりができるのである。
    そういえば岩井俊二監督は、『スワロウテイル』の絵コンテを使って、だいぶ下手な絵で漫画を出版したことがあった。「これ、本気で販売するの?」と、当時いぶかしく思ったものだ。
    その程度の画力でも、それなりの絵づくりができていたことを考えると、今回の絵づくりにおけるクォリティの高さには得心できるところではある。
    よく、「映画監督は絵が描けなければならない」と言われるが、よく出来た漫画を比較的忠実に映画化する場合、フェデリコ・フェリーニやティム・バートンのような領域にまで、労せずして到達できる。その代わり、監督自身のオリジナリティは薄まってはしまうが。
    とはいえ、忠実に作ることによる苦労も発生するわけで、そのあたりは監督の能力によって、個別の映画づくりのノウハウというものが必要となる。
    だからプロデューサーにも、制作費を集める以外に、監督の個性を見極められるだけの教養を要求されるのである。

    『20世紀少年』は、いかにも漫画原作らしく、「次、どうなる?どうなる?」という期待感が全体を支配している。
    毒霧が舞い狂う東京のスカイスクレーパーの中で、黒幕と対峙するクライマックスの盛り上りには、鬼気迫る凄まじいものがあった。
    しかし、とりあえずの決着さえもつけなかった第1章は、大きくなりすぎてしまった世界観と疑問点を収束させなければならないという、負の要素を次作に先送りにしてしまった。
    だが、それ故にこの第一章は、自由な楽しさを味わえるエンターテイメントとして、続き物の紙芝居や、『鞍馬天狗』や『白馬童子』などの興奮を思い起こさせるような、現代としては稀有な通俗的体験として機能している。


    関連記事⇒ 20世紀少年<第2章>最後の希望

    PR⇒ 20世紀少年 第1章 終わりの始まり 豪華版(生産限定) [DVD]

    PR⇒ 20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)

    PR⇒ 劇場版【20世紀少年】ともだちの塔マスコットキーホルダー

    このページのトップへ
    ▼この記事へのトラックバックURL
    http://blog.netrend.jp/tb.php/k.onodera/00000000000000010596

    ▼この記事へのコメント
    お名前
    コメント
    削除キー ※コメント削除時のキーを半角4桁で入力してください。空白の場合削除不可。


    映画批評・情報記事へのコメント
    神田 | 2009/01/23 |
    チュー


    映画批評・情報記事へのトラックバック
    てんシネ探検隊 2008/10/29
    「三部作の第一話の位置づけで(全体像が見えず)フラストする」というコメントもあっ


    ★ Shaberiba ★
    2008/09/29
    子供のころ遊んだ友達・・。あなたは覚えているだろうか?


    よしなしごと
    2008/09/28
     原作も知らないし、当初は見ないつもりだったのですが、かなり人気もあるようだし・・・。20世紀少年を観てきました。


    へでいくっ!
    2008/09/28
    「20世紀少年」第1章、観てきました。 あまりにスケールの大きそうなストーリーなので、映画を観た次の日、マンガ喫茶に行って、20世紀少年22巻+21世紀少年2巻、読破してきました。ぶはは、暇な奴でしょ。マンガ喫茶なんて、酔って帰れなくなったときに泊まったことしか..


    ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
    2008/09/19
    人気ブログランキングの順位は? 待望の実写映画化! 全3部作の第1章、降臨。 世界が 終わろうとしています。 ぼくらの “ともだち”によって──。


    トーキョーワッショイ - 東京人が一番見たい東京ネタ
    2008/09/19
    子供時代の悪ふざけが「現実」になったら、......どうする?


    映画+小説+家族=MyLife
    2008/09/19
    【映画名】  20世紀少年 【当選者数】 100組200名様 【プレゼント】プレミア試写会ご招待 【日時】   8月26日(火) 18:00開場 18:30開映 【場所】   よみうりホール 【応募締切】 8月4日(月)受付分まで有効 【提供サイト】MovieWalker


    未完の映画評
    2008/09/17
    浦沢直樹のベストセラーコミックを豪華キャストで実写映画化三部作の第1章。


       目次ページへ


    映画の新レンタルスタイル、DMM.com


    Copyright (C) 2006-2010 kei-onodera. All Rights Reserved.