We are 89ers Boosters!
バスケット用語解説その3
2006年07月30日
久しぶりに用語解説です。今回はディフェンスについて取り上げます。

どのスポーツでも、ディフェンスからチームを作ろうとすることは多いようです。理由は簡単、ディフェンスは自分たちで頑張れば効果がすぐ出るのに対して、オフェンスは相手がいるためにうまくいかないことが多いからです。
バスケットでは、ある程度点数は入ります。そのため、自分達のスコアリング能力以上に点数を取られたら勝てないので「ディフェンスをしっかりやって」となるわけです。

ディフェンスの基本は2種類、マンツーマンとゾーンがあります。
マンツーマンは「人を守る」ことが主眼となっています。その名の通り、マッチアップする選手に時にはぴったり付いて、そして時にはルーズに付いて守ります。選手のスタミナと運動能力があれば最適なディフェンスですが、万能というわけではありません。

マンツーマンディフェンスの弱点はファールが多くなること、スクリーンやブロッキングでノーマークを作られやすいこと、そしてディフェンスリバウンドが取りにくいことなどがあります。なにより、マッチアップした相手とミスマッチが起きてしまうことがあるのが最大の弱点かもしれません。

ミスマッチとは、相手の方がが身長が高いとか、相手の方が素早いなどのようにキチンとマッチングしないことを言います。身長のミスマッチはその中でも最悪で、マッチアップしていても身長差がありすぎる(こちらが小さい、相手が大きい)とディフェンスになっていないことになってしまいます。つまりそこからやられまくる可能性があります。

他にも、自分のチームのビッグマンがマッチアップする選手がペイントから遠く離れているところにセットされるとインサイドががら空きになるなんてことも発生します。そのためにボールを持ったらハードに、そうでない時にはルーズにマークしたりするのです。

もうひとつのディフェンスであるゾーンディフェンスは、昨シーズンなぜか89ersの代名詞となっていました。プレーオフで大阪のHCが「仙台の2−3ゾーンの対策だけしてきた」というくらいのもので、大阪も新潟も攻めあぐねていたものです。

ゾーンの特徴は「エリアを守る」というものです。ボールを持った選手が自分の担当するエリアに侵入してきたら一生懸命守って、入ってこなかったら少しゆっくりできます。ゾーンの場合は選手をどのように並べるかで種類が変わります。ナイナーズのゾーンは「2−3」と呼ばれるもので、ガードの2人が前、フロントコート陣が後ろにそれぞれ水平に並んでバランスを取ります。ボールは当然1個しかありませんから、ボールが来たら守ればいいのであって場合によってはボールに対してダブルチーム(ディフェンスを二人で協力してボールキャリアに対して圧力をかける)を仕掛けることもできます。

ここまでだといい話ばかりに聞こえますが、ゾーンの最大の弱点はアウトサイドシュートにとにかく弱いということです。ちょっと外目でオフェンス側がボールをまわすとディフェンスのプレッシャーが少ないのでそのまますっとシュートして入るようだとかなり辛いことになります。それでもインサイドにボールを入れられにくいなどの特徴があるので、ナイナーズの2−3ゾーンは脅威だったようです。

ディフェンスの場合、実はもうひとつ種類があります。それが「プレスディフェンス」と呼ばれるものです。コート全体で当たる「オールコートプレス」自陣内だけ激しく当たる「ハーフコートプレス」などがありますが、これは相手のスローインから激しくプレッシャーをかけてあわよくばボールをスティールしてファーストブレイクに持ち込もうというものです。
プレスには相手チームを混乱に陥れる以外に、ルール上の制限にかけてしまう(つまりバイオレーションでマイボールにしてしまおう)という狙いもあります。

ルール上バイオレーションの可能性があるのは次のようなケースです。

・5秒以内にスローインしなければならない
・ボールを持ったままディフェンスが付いている状態で5秒以内でドリブル・シュート・パスをしなければならない
・8秒以内に相手コートにボールを運ばなければならない
・マイボールになってから24秒以内にシュートしなければならない

プレスディフェンスは抜かれたらあっさり得点されたりスタミナをロスしたりしますが、時々意表をついて仕掛けると大変効果的です。

次回はbjリーグのルールを取り上げることにしましょう。
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7月26日練習見学
2006年07月27日
浜口HCと北川トレーナーが帰国したことを受けて練習を見てきました。



さすがにHCがにらみを効かしている状況のために練習の雰囲気も厳しさが漂います。とはいえ、さすがにそろそろ疲労のピークのようで、4対4のときに簡単なシュートミスが目立ち始めています。練習メニューの切り替えもなかなかぐったり感が・・・



今日は残念ながらショータイム(エアロビともいう)がありませんでしたが、ちょいと工夫された走り込みが行われました。コーチ陣もラリー・バード対策をしてきたというところでしょうか(笑)。



で、どんな工夫かというと、1回のランで時間制限をつけて、一人でもオーバーしたら全員でやり直しというものです。まずはコート2往復を20秒で2セット、1.5往復15秒で2セット、1往復10秒で5セットという感じです。インターバルは25秒、それこそどんどんセットが消化されていきます。当然練習生として参加している高校生も走ります、バードより早いのがなんともいえないところでしたが(笑)。
そうしたらコート3/4(端まで行ってセンターラインまで戻る)8秒で、ターンのときに滑ってコケそうになるラリー・バードが(笑)。そのあとあんなにグダグダに走る彼が間に合うように走ったので、やり直しなく走りこみ終了、まずはよかったよかった(笑)。

で、今日の練習で気が付いたのが、間橋ACの高校の後輩がただひとり4対4で最初から最後まで参加していたことです。他の2人はそれこそ1度も出ることなく今日の4対4が終わったのですが、間橋ACの後輩である武山君はプロに臆することなく堂々とシュートを打っていました。間橋AC曰く「お膳立てしてもらっているからシュートまでいけるけど、シュートを打つ度胸はすごい」と。私から見ると、強豪校には強豪である理由があるんだなと思いましたね。たまたま当日仙台高校の監督が練習を見に来ていたのもあったかもしれませんが。

練習終了後、浜口HCと話をしました。マドゥの話は先にアップした通りで、世界選手権にセネガル代表で来るそうです。それ以上に新外国人選手がどうなるかですが、6”9から6”10ぐらいの「いい選手はいた」そうです。「いい選手=高い」だそうで、本当に来るかどうかはこれからだとか。翌日会社でビデオを見て交渉に臨むという話は聞きました。リバウンドを頑張るロールプレーヤーがいるとアウトサイドの確率も上がるので、そうすれば安定した戦いが期待できそうです。
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夏の札幌遠征決定
2006年07月27日
取り急ぎ報告まで。

浜口HCの話によると、マドゥがセネガル代表にどうやら選ばれたようです。
よってバスケット世界選手権は、仙台会場ではなく札幌にナイナーズTシャツを着て参上することにしました。JR北海道と東日本の各駅停車乗り放題5日間で1万円という切符があるので、これを使ってゆるゆると札幌に遠征する予定です。

がんばれ、我らがマドゥ!
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7/22練習見学
2006年07月23日
今日の練習から高校生3人が合流しての練習となるので、状況が知りたいと思って見学に行きました。現地に着いた時点で予定練習時間の半分程度が経過したところで、ちょうど1on1でドリブルで抜く練習でした。それから動きの中からのシュート練習、9人を相手にする1on1と続きます。



シュート練習では、最初の動きの時に10人中2人しかシュートが入らないので間橋ACが「どんなにいい動きをしてもシュートが入らなきゃダメだ」とダメ出しがあり、頻繁に「ゲームライクに!」の声がかかります。練習のときから実戦を自分で意識しないと意味がないのは当然ですが、フェイクは本当にディフェンスを引っ掛けるつもりでフェイクしなきゃいけないし、フェイダウェイもディフェンスから下がって距離を作ることでシュートにいけるのだからディフェンスからどうやって逃げるかを意識しなきゃ。

などと、先に到着していた小日向氏とウダウダとマニアックな見方をしていたのですが、練習は高校生も入れた4対4に。



黄色は近藤、大地、DJ平、そして高校生。白は光、憲一、ヒロ、真哉。高校生は3人が順番に入るので、3セット行われました。メンツを見る限り、どう見ても白有利です。理由は簡単、1番が2人いるのだから、ボール運びに安定性があるしヒロがいるからサイズもあり、真哉の飛び道具(3P)まであるのだから。これで負けたら「どうすんのよ?」なんですが、最初はこれがまたいい勝負だったりするから分からないものです。しかし、2回目3回目になるとやはり真哉の3が威力を発揮し、白の勝ちになってしまいました。

練習後に間橋ACが選手に言っていましたが、真哉の3はたしかにノーマークならいくらでも入ります。逆に、ディフェンス側がノーマークにしてしまうこと、それも2度3度と繰り返してノーマークにすることが問題なわけです。目の前にシュートチェックにくるだけで残念ながら確率は下がるのだから、まずチェックに行く、抜かれたら周りがヘルプしてくれるけど、アウトサイドはまずマークマンがチェックに行かなきゃ。

なんてことをやりながら、バスケットの練習は終了。このあといよいよ「ウワサの」エアロビクスです。そのために着替えていたら、なんとジャミラ出現(笑)



正体は当然あの選手ですが(笑)、このジャミラ君、猛烈にエアロビが苦手のようです(笑)。うーん、リズム感なさ過ぎ(笑)、シューターがこれでいいんだろうかと小日向氏とマニア友の会では危惧しておりました(笑)。それに中村GMが来ていたので、GMも参加したほうがよかったんじゃないかの声もあったことを付け加えておきます。ブースター感謝祭の○×クイズで参加者の大半を葬り去ったのがGMの体重問題だったことは記憶に新しいところで(笑)。

エアロビが終わった後にまたまたシュート練習が1時間以上続きました。50本終わるたびに選手は自分のファイルに記録を残しているようです。終わり近くになって大地が「残り900本、終わらせる!」なんて言っていましたが、様子から察するにどうやら1万から1万5千ぐらいシュート練習が設定されているようです。プロだからこれくらいやって欲しいということもありますが、シュート成功率を50%以上にするにはまず成功数を増やさなければならないし、成功数を増やすにはシュート数を増やさないといけません。数をこなすのは地道な努力であり、この努力がシュートの自信につながると見ていますが、それにしても4対4やシュート練習であんまり入らないのはまだ数が足りないということでしょうか?

最後にキャプテンについてひとこと。このチームのキャプテンは実はまだ決まっていません。しかし、キャプテン候補は光か真哉のどちらかと考えています。光はチーム唯一のプロテクト選手であり、真哉はチーム最年長です。ただ、1番をやる光がキャプテンをやるのがもっとも妥当であろうというのが私の意見です。もし、運良くマドゥがチームに帰ってきたら、キャプテンはマドゥですけどね。
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JohnWoodenのUCLAバスケットボール
2006年07月21日
一応このブログは89ersの応援をしていくブログですが、基本的に誉めないことを前提にしています。シュートが入って拍手するのはミーハー系の黄色いアフロ軍団に任せて、私はディフェンスで抜かれたりスクリーンに引っかかった選手をブーブー言うことにしたいのです。

そのためにはバスケットを長く見ているだけではダメで、しっかりとバスケットを勉強しようと思い、タイトルで取り上げた本を図書館から借りてきました。著者のジョン・ウッデンさんは、名門UCLAのバスケットチームを長年指導してきたヘッドコーチです。卒業生にはルー・アルシンダー(カリーム・アブドゥール・ジャバー)、ビル・ウォルトンなどがおり、それこそ大学バスケット界のカリスマコーチのひとりでした。この人の本を読めば、オフェンスからディフェンスまで、「学生が入れ替わる」大学チームを毎年強豪チームとするためのシステムを知ることができます。

うるさいことを言うにもそのバックボーンは必要ということです。当然浜口HCと雑談するときも、バスケットに詳しいブースターとしてなんらかの形でサポートしていきたいとの思いがありますから。勉強しておけば、練習を見てもその意図がこのブログで説明できるんじゃないかとの思いがあります。ほら、競技に詳しくなれば更に面白くなるはずですから。
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