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プレイオフ展望
2007年04月20日
明日からbjリーグ2年目のプレイオフが始まります。ナイナーズは今年は出られませんでしたが、一応このプレイオフの展望をしてみましょう。少なくとも、この4チームは来シーズン上に行くには勝たなければならない相手ですから。

今年は1位大阪、2位新潟、3位高松、4位大分の順でプレイオフ進出となりました。ファーストラウンドは大阪VS大分、新潟VS高松の組み合わせです。この組み合わせと先の対戦を考えると、ひとことで言うなら「じゃんけんみたいな対戦」でしょう。

大阪は高松に弱いものの大分には勝ち越し。大分は高松に大きく勝ち越しているのに大阪には負け越し。新潟は高松に負け越しているけど他には5割の勝率。これを見てもどちらのカードも、とにかく初戦突破が最大の問題となりそうです。

まずは大阪VS大分です。これはとにかく大阪のオンザコート4(外国人をコートに4人送り込む)と大分のアンディ・エリスの戦いでしょう。リーグ2位の得点能力と211cmのサイズでありながら3Pの名手でもあるアンディ・エリスを、大阪はどうやって止めるか、おそらくここに最大のポイントがあるでしょう。大阪のインサイドであるリン・ワシントンとジェフ・ニュートンは強力なコンビであるものの、サイズ差がはっきりとあります。ダブルチームで止めに行くとそこからパスを捌かれそうです。

しかし、ここを止められると大分は一気に不利になります。特に大阪のオンザコート4を仕掛けられるとサイズの違いが歴然となるので、エリスがいくら頑張っても内外両方からの攻撃力を止めることはできなくなります。いずれルックインサイド、これがポイントでしょう。最終的に大阪がチーム力で勝ち上がりそうです。

もうひとつの試合である新潟VS高松。これは実に微妙な組み合わせとなります。ハイスコア志向の高松に対し、ロースコア志向の新潟という組み合わせです。高松はまずインサイドでアドバンテージを取って外の3Pを入れていくのがチームのスタンスです。これに対して新潟は、インサイドをしっかり固めてバスケットをよく知っている試合展開を仕掛けてきます。おそらく新潟がタイトなディフェンスを仕掛けてロースコアゲームに持ち込もうとする中、高松が走ろうとする、こんな形になるでしょう。

ただ、ここ一番の勝負強さは新潟にあるので個人的には新潟が勝ち切るかなと。となると、昨年と同じ組み合わせのファイナルになりそうです。高松がもし新潟を破るとなると一気に頂点まで駆け上る可能性はあります。高松ならば大阪でも大分でも勝ちにいけそうですから。

いずれにしろ、一発勝負のトーナメントです。ラッキーボーイ的存在や主力の怪我などがあると流れが一気に変わるかもしれません。

ちなみに私が注目する選手をピックアップするならば、大阪はデビッド・パルマー、新潟はジャック・ハートマン、高松はラシード・スパークスとジュリアス・アシュビー、大分は言わずと知れたアンディ・エリスです。大阪のパルマーはファールトラブルがあるものの爆発力があります。新潟のハートマンはここ一番の3P、スパークスはアシスト王でありスチール王で、アシュビーのインサイドの強さがあります。大分のエリスはこんなリーグにいるべき選手じゃないです。

これらの選手が活躍するのか、ゲームから追い出されるのか。相手チームの対策も楽しみです。
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