| |
バスケット講座のポジション編の2回目です。今回はフォワードとセンターについて取り上げます。
フォワードは基本的にチームの攻撃の中心になります。フォワードは大きく分けてSF(スモールフォワード・3番)とPF(パワーフォワード・4番)と分類します。SFはアウトサイドのシュートもインサイドへの切り込みも両方できる能力を要求され、ここ一番の3Pを決める得点能力の高い選手が務めます。ナイナーズではマイケル・シャペールがここで平均20点取っていました。
もう片方のフォワードであるPFは、ゴールに近いところでプレーをします。ゴールに近いので当然体がある程度(どちらかと言えば身長よりも横幅が)大きく、フィジカルに強い選手がこのポジションに合います。だからナイナーズではおそらくもっともフィジカルが強いであろうマドゥが身長は少し足りないもののここを務めていました。本来であればヒロもこのポジションでプレーしないといけないところだったのですが・・・
そして最後、インサイドの中央で睨みをきかすのがC(センター・5番)です。ここは一番身長の大きな選手が務めるのですが、ナイナーズではライアンとエイカーがここでプレーをしていました。インサイドのプレーヤーなのでPFとの違いが分かりにくいですが、機動力を生かしたプレーがPF、動きよりもそのサイズでインサイドを制圧するのがCとなります。そのため、Cは身長もさることながら、相手のCにゴール下のいいポジションを取られないように押されないくらいの体重が必要になります。実際、エイカーは207cmでしたが107kgしか(Cとしては軽い)なく、ポジション争いでずるずる下がることが多かったのですが、ライアンは200cmの身長で110kgあるので(実際に合うとその胸板の厚さにびっくりする)決して押されることなくディフェンスに貢献していました。
基本的にこの5つのポジションですが、選手によっては2つ以上のポジションをこなせる選手も出てきます。例えばライアン・ブラックウェルは登録上CF(センターフォワード)となっていました。サッカーのセンターフォワードとは意味が違います。センターとフォワードの両方ができるという意味です。
複数のポジションができる能力の高い選手はスイングマンと呼ばれます。マドゥは今年はチームの都合で4番をしていましたが、セネガル代表では2番と3番のスイングマンをしてました。
2年目のシーズンのナイナーズは、ポジションでスターターを表現すると1番・2番・3番・4番・4番でした。ライアンはやはり幅はあるものの高さに欠けるために苦戦することとなってしまいました。バスケットの世界では有名な言葉があります。
「身長だけはコーチできない」
身長はコーチがいくら教えても伸ばすことができないということです。ポジションがあまり関係ない攻撃フォーメーションを採用していましたが、ことディフェンスに関してはやはりサイズ(特に4番と5番)が必要だったということでしょう。来シーズンはここがまず第一の補強ポイントとなります。
|
|
| |
大阪の2連覇で幕を閉じた2年目のシーズン、しばらくオフとなりますので普及を兼ねてバスケット講座を何回か続けてみたいと思います。まずは以前もやりましたがポジションについてです。
バスケットをやる上で、大きいのが有利であることは当然ですが、必ずしも小さいから不利になるとは限りません。例えば今年ベスト5に選ばれた東京の青木康平選手は私とほとんど変わらない169cmですが、平面のスピードとシュートのうまさ(特にフリースローは90%を超える!)、そしてハートの強さでサイズの不利を克服しています。NBAでも160cmの選手がやはり活躍しています。
こんな小さい選手は通常PG(ポイントガード・1番)を務めることになります。日本人初のNBAプレーヤーである田臥もこのポジションです。ナイナーズではキャプテンの光と大地がPG登録しています。主な仕事は相手コートまでボールを運ぶこと、そしてパスを供給すること。もちろん隙あらばシュートは狙うべきだし、ゲームのテンポアップやスローダウンなどゲームコントロールをする能力も要求されます。ボールは必ずPGを経由するので、ボールを失わないハンドリングのよさも必須能力です。
このPGとコンビを組むのがSG(シューティングガード・2番)です。名前のとおり外からのシュートを狙うのが一番の仕事ですが、速攻を出したときに先頭を走っていることも多いポジションです。もちろんシュート力が一番要求されますが、相手のSGとマッチアップするためディフェンス力も要求されます。ナイナーズでは憲一・真哉・近藤そしてたまに平がここを務めます。全員典型的な3Pシューターと言えます。
ここまでが通常ガードと呼ばれるポジションです。次回はフォワード・センターを取り上げます。
|
|
|
|
|
|