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今週末はいよいよホーム開幕戦です。今年初めてゲームを見る方もいるかと思いますが、FIBAとbjではルールが若干異なる部分があるので、かえってストレスが溜まるかもしれません。そこで、今回はルールについて(新しいルールも増えているので)書いてみることにします。
bjのルールでもっとも不可思議に見えるもの、それが「ノーチャージエリア」です。これは、ゴール下に半円が書いてあり、この中で接触プレーが起きると全部ディフェンス側のファールになるというものです。攻撃に有利になるようにルールができているので、インサイドのビッグマンに対してこれを上手に使われるとあっという間にファールトラブルになってしまいます。
今週の東京戦でいうならば、ニック・デービスをこれでゲームから追い出してしまうことができたら、かなり有利に試合を進めることができるようになります。私が観戦中にやたら「インサイドを狙え」とか「ポストにボールを入れろ」と叫ぶのは、このルールを活用しろという意味なのです。それぐらいはやはりうまく立ち回らないと、損だから。
さて、今年新しくふたつルールが設定されています。ひとつはアウェイ・フロム・ザ・プレイ・ファール、もうひとつはクリア・パス・ファールです。これらルール改正は、基本的によりおもしろいゲームにするための改正となっています。
まずアウェイ・フロム・ザ・プレイ・ファールは、4Qの残り2分から適用になるルールです。これは、ファールゲームを円滑に進めるためのものです。それじゃ具体的にはどのようなものかというと、こんなケースに適用になります。
昨シーズン実際あった場面です。ナイナーズが10点ぐらいリードした局面でした。相手はわざとファールをして、1on1のフリースローを落とすことを期待する作戦を取ります。これが一般的なファールゲームです。ファールの数より時間がほしいので、時計を止めつつ追いつこうとする基本的な作戦です。しかし、このとき、ボールを持ってない(それでいてフリースローがヘタな)エイカーにボールがスローインされる前に抱きついてファールをするというシーンがありました。これなら時計は進まず、フリースローは落ちるしで相手にとっては「おいしい」作戦だったわけです。
これが、今年はこのようなシーンがあると、ファールされた側にフリースローが1本与えられ(しかも誰がフリースローを行ってもいいから、8割を越える ライアンにやらせることも出来る)、しかもファールされた側のセンターラインからのスローインになります。ですから上記の作戦はもう使えないわけです。
もうひとつのクリア・パス・ファールは、スチールからの速攻で前にディフェンスがいないときに後ろから抱きついてファールすることを禁止するものです。これも今まではファールされてフリースローになり、落とすと相手ボールになる可能性がありましたが、このルールによりファールされた側のボールでリスタートとなります。
ファールをやった側が得をするようなことがないように改正された形になります。しかし、ルールをよく研究し、その隙を突くのはプロスポーツとしては当然の努力です。見る側もルールを把握しておかないと、無意味なブーイングをしてしまうことにもなりそうです。ルールを知れば、新たな面白さが出てきますよ。
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